以前から「手打ちうどん」に挑戦している「ハムサラ君」。素人が打っても結構美味しくできますよ。
今回は、麺打ちセットを使って小麦粉1kgで作っていますが、量を減らせば特別な道具を用意しなくてもできると思います。(麺棒ぐらいかな)
なお、うどんの打ち方は木下製粉株式会社さんのホームページ(https://www.flour.co.jp/)「極める」→「小麦粉レシピ」を参考にして行っています。
用意したもの(約10人前)
- 小麦粉(中力粉)1kg(今回は木下製粉株式会社の「讃岐すずらん」を使用)⇧
- 食塩水500g(水435g+食塩65g)季節によって食塩水の濃さが変わります。食塩は完全に溶かします。
- 打ち粉(コンスターチを使用)
- 42cmこね鉢(小麦粉の量に合わせたボールの大きさ)
- ビニール袋(足踏み用なので厚手のものが良い 我が家では米袋を使っています)
- 麺台 90cm×80cm(テーブルでもOK テーブルの場合ビニールなどを敷いたほうが良いと思います)
- 麺棒 径3cm×90cm
- 切り台(まな板)
- 包丁
- 大きな鍋
※我が家は、翌日も食べるため1kg打ちましたが、食べる量によって調整してください。(小麦粉の量の目安 1人前100g)
水合せ(混合)
小麦粉全量をボールに入れます。食塩水を数回に分けて入れ、5本指をたてよく混ぜます。そぼろ状になったらまとめて団子状にします。
足踏み
まとめた団子をビニール袋に入れ、足で踏んで(約20回程度)延ばします。その後、団子状にし、再び足踏み。これを3~4回繰り返します。うどんは踏めば踏むほど固くなります。あまり固くしたくない場合は足踏みの回数を減らしましょう。(ただし、少なすぎるとコシが出ません)
寝かし(熟成)
足踏みが終了したなら、団子状にして寝かし(熟成)ます。夏場で約1時間 冬場で3時間程度が目安です。
延ばし&切り
麺台と団子にたっぷりの打ち粉を振り、延ばします。まず、手で ある程度円形状に延ばした後、麺棒で四隅を延ばして四角にします(これがうまくいかないんです 大体で 自分で食べるのですから)。打ち粉を振った後、麺棒に巻いて転がしながら延ばしていきます。転がして、横に広げてまた巻いて転がしてを繰り返し約2~3mm程度の厚さになるまで延ばします。
延ばしたら、打ち粉をたっぷり振って、畳んで切ります。打ち粉は、麺がくっつかないように多めに振ったほうがいいです。切り幅はお好みですが、茹でると膨らみますので、私は、延ばした厚みと同じくらいを目安にしています。(実際は、バラバラなってしまいましたが)切った後は、打ち粉を振り落として麺がくっついていないか確認して皿などの上に並べておきます。
茹でる しめる
大きめの鍋にたっぷりとお湯を沸かして、13分ほど茹でます。(ゆで時間は、麺の太さ、足ふみ回数などによって変わります。硬さを確認しながら茹でてください (ちょっと柔らかいかなぐらいで程よいコシになります)
水でよく洗い、ぬめりを落としたあと、冷水にさらして締めます。冷水にさらすことで、しっかりとした麺に仕上がります。
つけ汁
つけ汁は、市販の麺つゆでもよいのですが、今日は(2日目)キノコ汁でいただきます。(昨日は肉汁でいただきました)
つけ汁は、水に顆粒出汁と具材(シメジ、マイタケ、ネギ、ニンジン、油揚げ)を入れ、みりん、砂糖、しょうゆでお好みに調整して出来上がり。
手打ちうどんを食して
今回、打ちたてと1日冷蔵庫に置いておいたうどんを食べました。私たち夫婦は、2日目に食べた方が滑らかで美味しいと感じました。(私たちの舌では当てにはなりませんが参考のために)次は、延ばす前に一晩冷蔵庫で寝かしてみようと思います。
最後に、手打ちうどんといえば、香川県(讃岐うどん)を思い浮かべる方がほとんどでしょう。しかし、私の出身地である埼玉県は香川県に次ぐうどんの生産量で全国第2位なのです。(平成21年 農林水産省「米麦加工食品生産動態等統計調査年報」ぜひ、埼玉県に行った際は、埼玉のうどんを食べてみてください。
埼玉県のうどんを紹介している武正倫(たけまさ りん)さんのYouTube「(17) 埼玉うどん子TV – YouTube」とtweet埼玉うどん子TV | 武正倫(@RINtkem)さん / Twitter です。
興味のある方はどうぞご覧ください。
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