私は、中学生のときの怪我が原因で「分離症」による腰痛と長年付き合っています。幸いにも「すべり症」を発症していないので大事に至っておりませんが、時折無理をしてしまい激痛が走り立ち上がれない事は何回かありました。しかしながら、通常の生活していて、慢性的な腰痛に悩ませられることはありませんでした。
ところが、最近、朝、寝起きに腰が痛くて起き上がれないことや長時間のデスクワークで腰の痛みを感じるようになりました。
そして、腰痛に関して色々調べた結果、私は対策として「高反発トッパーマットレス」と「腰痛クッション」使うことを選択しました。
私がこれらを選択した経緯や使用した結果、どうなったのか 以前の記事に記載しました。
今回はその概要をまとめてみましたので、興味をお持ちいただきましたら、最後に以前の関連投稿のリンクを貼っておきますのでそちらをご覧ください。
なぜ腰が痛くなるのか キーワードは「姿勢」
まず、「寝る」「座る」ことで、なぜ腰痛は起こるのか。
今回の発端である腰痛は、元々「分離症」という腰の持病とは関係なく「寝る」「座る」時の「姿勢」で腰痛を引き起こしていました。
つまり、今回のケースのように腰に持病を持っていなくても腰痛になってしまうということです。
そして、これら二つの腰痛に共通するキーワードは「姿勢」だったのです。
それでは、「寝る」、「座る」の姿勢がどのように腰痛に関係しているのか。そして、それぞれの対策グッズとは。
「寝る」による腰痛
寝ている時は、横になっているのですから腰の負担は少ないですよね。
その中で、どんな姿勢が腰にやさしいのか。
腰にやさしい寝方
仰向け寝 腰かかる負担が一番少ない寝方といわれています。さらに、膝の下にクッションなどをいれると腰への負担が軽くなります。
横向き寝 仰向けに次いで腰の負担が少ない寝方です。腰痛時は、抱き枕などを抱いて(膝の間に入れられるもの)寝るといいでしょう。また、腰の下にタオルなどを敷いて隙間を埋めて寝ることも有効とされています。
うつ伏せ寝 腰を反らしていることから、腰椎に負担がかかり腰痛の原因になります。腰が痛い時にこの寝方はやめましょう。
しかし、この中の腰に負担の少ないと言われている姿勢で寝ていても、寝具が合っていないと、腰が沈んだりして負担が増えて腰痛を引き起こしてしまいます。
そこで大事なのが寝具(マットレス)選びです。
良い姿勢を維持するマットレスとは
一般的に腰への負担が少ないマットレスとは、腰が極端に沈みにくく、寝返りのしやすい硬めのマットレスがいいと言われています。
マットレスには、ベッド用マットレスと床などに敷いて使うウレタンマットレスがあり、それぞれのマットレスの種類を簡単に紹介します。
ベッド用マットレスの種類
- ボンネルコイルマットレス コイル同士が連結していて「面」で体を支える。硬めになっている場合が多く、通気性にも優れています。デメリットは、横揺れしやすく、柔軟性に欠け、2人で寝るベッドには不向きです
- ポケットコイルマットレス コイルスプリングを1つひとつ不織布の小さな袋に入れて、全体に敷き詰め横揺れしにくくなっています。デメリットは、コイルひとつひとつが不織布に包まれているので通気性が劣ります。
- 高密度連続スプリングマットレス 一本の鋼線で一台のマットレスを作り、「面」で身体を支えます。高い耐久性で部分的な落ち込みが発生しにくく、通気性もいいのが特徴。デメリットは、重い。
ウレタンマットレスの種類
- 高反発マットレス 適度に弾力があり、硬めの寝具を好む人や、体重が重い人に向いています。最も体重のかかる腰回りが沈み込み過ぎないため寝返りも打ちやすく、不自然な姿勢になることも少ないです。
- 低反発マットレス 押し返す力が控えめで、集中して体重のかかる腰回りや頭などは深く、ふくらはぎや腕などは浅く沈む特性があります。とくに、寝返り防止対策におすすめ。ただし、体重が重たいと沈み過ぎてしまう素材なので、体重が重い人にはフィットしづらい。
- トーパーマットレス マットレスや敷布団の上に敷く寝具です。マットレスや敷布団を買い替えることなく、手軽に寝心地を変えらます。低コストで寝心地を改善したい人におすすめです。
私の場合は、ベッドのマットレスの上に敷くこちらの「トッパーマットレス」にしました。⇩
「座る」による腰痛
「座る」による腰痛は、長時間同じ姿勢により腰の筋肉の血行不良や腰への負担がかかる姿勢で座ることが要因と言われています。それぞれの予防策は、前者が「定期的に作業をやめてストレッチを行う」などして腰の筋肉をほぐす。後者が「良い姿勢を保つ」です。
それでは、「良い姿勢」とは、また「悪い姿勢」とはどういう座り方なのか。
腰に負担をかける 悪い座り方
- 足を組む
- 猫背・前かがみ
- 浅く座り背もたれに寄りかかる(ずっこけ座り)
- 椅子に浅く座る
このような座り方をすると腰痛を引き起こす要因となります。
腰に負担をかけない 良い座り方
・お尻を椅子の一番奥に置き、アゴを引き、背筋を延ばします。
・かかとをしっかり床に付けた状態にします。座面の高さは、膝が股関節に平行またはやや高い位置になるようにします。
・デスクワークを長時間行う際は、背もたれにきちんと寄りかかることも大事です。
良い姿勢を保つことが腰に負担をかけないことは分かっていてもそれを長時間保つことはなかなか難しいです。気が付くと姿勢が崩れたりすることがたびたび。そこで、姿勢の維持をファローしてくれるグッズ使用して良い姿勢を保ちやすくします。
良い姿勢をサポートするグッズ
姿勢の維持をフォローしてくれるグッズとしてあげられるのが、「腰痛クッション」や「ゲーミングチェア」「オフィスチェア」です。
腰痛クッション
- 座布団型 お尻の下に敷くタイプで、椅子に合わせたサイズを選びやすい。
- 腰当て型(ランバーサポート) 椅子の腰の部分に設置し使用するタイプで、背骨のS字カーブをキープしやすくなるため、「良い姿勢」をキープしやすくなります。
腰痛対策チェア
- ゲーミングチェア 長時間ゲームをプレイするのを想定して造られたチェアです。そのため、正しい姿勢を保つ工夫がされていて、腰の負担を抑えられ、疲れにくくなっています。
- オフィスチェア パソコン等を使用する作業が多い方に向いているの椅子です。
私の場合、大きな椅子を置けるスペースがなく、家でのデスクワークはダイニングテーブルを使っているので腰痛クッションの「座布団タイプ」と「腰当てタイプ」のこちらを併用して使うことにしました。⇩
※「LIFE99」は2024年2月時点で在庫切れとなっていますのでご注意ください。
まとめ
朝起きて腰が痛い、長時間デスクワークを行うと腰が痛くなる。これらを何とかしようとやってきたことを簡単にまとめてみました。
前に述べましたが、私の場合、「トッパーマットレス」で朝 快適に起きられるようになりました。また、「腰痛クッション」と「定期的なストレッチ」で腰への負担が軽くなりました。私個人としては、「ゲーミングチェア」を使用することが「座る」腰痛には一番良いと考えています。しかしながら、家の環境によりゲーミングチェアのような大きな椅子は置くスペースがなく断念しました。
また、腰痛に関する関連投稿はこちらからです ⇨腰痛関連投稿
最後に今回紹介した「マットレス」「腰痛クッション」「腰痛対策チェア」は良い姿勢をサポートするためのグッズであり、腰痛を改善するものではないこと予めご了承いただき、今回の投稿が皆様の参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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