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屋久島の里 いってごらん(栗生集落)

屋久島
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屋久島の里紹介第3弾 ウミガメ産卵の地 栗生集落について紹介します。

44 栗生神社

 栗生神社の祭神は、天津日高彦火火出見命(アマツヒコヒコホホデミノミコト)であり、相殿は安徳天皇です。
 明治41年2月3日の明細帳によると、詳細な由緒来歴は不明ですが、宮之浦集落の益救神社(ヤクジンジャ)についで、他の屋久島各神社に先立って創立した神社と言われています。
 境内神社の小國神社は、中山神社と花尾神社を合祀した神社で、祭神は大己貴命(オオナムチノミコト) 丹後局と布津主神 源頼朝です。平家の残党と言われている栗生集落に源頼朝を祀るのは不思議なように感じますが、栗生神社は、宮之浦集落の益救神社・永田集落の永田神社と共に、藩政時代島津藩から「とん米」を受けていたので政治的な関係からこれを祀るようになったと言われています。
 毎年、2月25日に栗生神社神幸祭(浜下り)行われています。

45 メヒルギ群生地

 河口付近の海水と淡水の混じる汽水域に生育する亜熱帯性の常緑小高木で、マングローブを形成する代表種です。九州南部が北限であり、海岸開発や土地造成、道路建設といった原因により、鹿児島県が準絶滅危惧種に指定しています。
 メヒルギは根が支柱根になっていて、独特の樹形をしています。また、種子が木の枝にぶら下がっている間に、根が出る胎生種子をつけます。葉は長楕円形でつやがあり、花は白く、実は卵形でオヒルギよりも細いのが特徴です。
 屋久島では栗生川の右岸だけに一部が見られ、町指定の天然記念物になっています。

94 栗生共同墓地

 栗生集落の共同墓地は県内で唯一、江戸時代以来の旧墓地をそっくりそのまま保存した墓地です。
県内の墓地の多くは新しい納骨墓地への切替によって、古い墓地の多くは捨てられましたが、栗生集落は地元の熱意や町の民俗文化財に指定されるなどした結果、保存することに成功しました。
 この墓地には指宿市の山川福元でしか採れない山川石で作られた古い墓が数多くあり、その中には日本宗教観の歴史を解き明かしていくうえで重要な宗教遺物である「宝篋印塔(ホウキョウイントウ)」も見られます。


※宝篋印塔とは
供養塔などとして扱われる仏塔の一種で、宝篋印陀羅尼(ホウキョウインダラニ)を収めています。
基本的な宝篋印塔は下から基礎、塔身、笠、相輪の4部分で構成されていますが栗生共同墓地の宝篋印塔は、3段積みの基礎の上に蓮華紋の入った塔身と、低い塔身のような石、四隅に飾りのついた階段状の笠、その上に円柱状の相輪で構成されています。

屋久島の一部の集落で語り部さんのガイドにより集落の案内を行っています。           詳しくは、こちら⇨屋久島の「里めぐり」

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