

マラソン挑戦記の記事を書き始め、1年と7か月が過ぎ いよいよマラソン大会出場となりました。
ちょうど1年前、エントリーしていた「いぶすき菜の花マラソン」が家庭の事情により欠場。2025年も同大会に出場するつもりでランニングやウォーキングを続けてきましたが、地元屋久島で「屋久島ウルトラエコマラニック」を同日に開催されていて、距離も26,55,100kmの3種類あり制限時間も緩いことを知り、せっかくなら地元屋久島で走りたいと思いエントリーすることにしました。しかし、最初からフルマラソン以上の距離に挑戦するほど走りこんでいないので(エントリー当時はほとんど走れていませんでした)、26kmにエントリーしました。
第8回~屋久島一周~ウルトラエコマラニック2025

「屋久島一周 ウルトラECOマラニック」とは?
屋久島一周ウルトラECOマラニックは、早さを競うのではなく、世界自然遺産屋久島の美しい風景や環境の大切さを走りながら歩きながら肌で感じてもらおうと2015年から開催されているようです。途中、2016年とコロナ禍の2021,2022年に開催されませんでしたが、今回(2025年)で第8回を迎えました。
《〈和〉marathon(マラソン)+picnic(ピクニック)から》順位やタイムを重視しない、娯楽性の高いマラソン。野山などの景色を楽しんだり、途中で食事をとったりしながら、決められたコースに沿って走る。
出展 コトバンク
大会概要
前にも記述しましたが、マラニックは26km、55km、100kmの3つのカテゴリーに分かれて、楽しみながら走れる距離を選んでエントリーします。各カテゴリーの内訳は次のとおり。

100kmの部
役場本庁をスタート・ゴールとした屋久島1周のコース。
- スタート 5:00からウェーブ方式のスタート
- 制限時間 16時間(21:00)
- 関門あり ①いなか浜(29km地点)10:00 ②栗生青少年旅行村(55km地点)14:15 ③ぽんたん館エイド(76.1km地点)17:50 ④ホテル屋久島山荘(90km地点)19:15
55kmの部
役場本庁スタートして西部林道を走ったのち栗生青少年旅行村をゴールにしたコース
- スタート 5:50一斉スタート
- 制限時間 8時間25分(14:15)
- 関門なし
26kmの部
いなか浜をスタートして西部林道を走り栗生青少年旅行村をゴールにしたコースで保護者と子供で走るファミリーの部もある
- スタート 8:30一斉スタート
- 制限時間 5時間45分(14:15)
- 関門なし
2025公式ホームページ⇨屋久島一周ウルトラ”ECO”マラニック
いよいよ スタート
出場する26kmの部のスタートは、ウミガメの産卵地で有名な「いなか浜」で100kmの部55kmの部のエイドステーションにもなっていました。
いなか浜までは、無料バス(予約制)が出ていて、私は安房集落の牧野バス停から乗車して約1時間で到着。

スタート時間は8時30分で他のカテゴリーと違って明るい時間にスタートです(55km、100kmのスタートは6時前後で真っ暗でライトが必要)
ただ、大会当日「雨・あめ・アメ・☔」 モチベーションはだだ下がり😭⤵ それでも気持ちを持ち直して ポンチョを着て
いざ スタート🏃♂️ です

何せ ここ数年 10キロ以上走ったことがないのに この先 アップダウンの多い26キロが待ち受けさらに☔ めちゃくちゃ不安
とにかく 『ゆっくり ゆっくり』 と自分に言い聞かせ 走り始めました
最初の1キロ ”7分43秒”
15キロまでは歩かないと思っていましたので(最初から26kmを走り切ることはできないと思い)そして4時間で完走(平均キロ9分)できればを良しとしていた私には「ちょっと早いかも」と思いましたが、比較的いい感じで走れていたのでこのまま行けるとこまで行ってみよう🏃♂️🏃♂️🏃♂️
最初は元気でこんな感じ⇩

そんなこんなで 最初の急坂(①)ではキロ8分台まで落ちましたが、それ以外はエイドがある8キロ付近までキロ7分台で走ることができました。
その後、細かなアップダウンが13.5km付近まで続き、いよいよ本コースの最大の難関勾配6.3%の上りが2.6km続くポイント(②)

この坂を上り始めて1.6キロで15kmを迎えます。『そこまでは歩かない 走る🏃♂️』 そんな一心で走りました 見た目は歩いているだろうという速度だったと思いますが、私の中では走っているつもりでした(本当にきつかった😫)
15km到達
ここで歩きました やっと歩ける😆 ホントにそんな気持ちだったのです😅
そのまま歩いて 本コースの最高点(海抜291m)に いなか浜を8時30分にスタート(海抜3m)し 西部林道に入り細かいアップダウンを経て、2.6km続く坂を上がり切り 16km、2時間7分かかって到達しました。
ここからは、一気に海抜17mまで約4キロの下りです(③)この区間は下り坂に任せて走りました。その後、ゴールまで細かなアップダウンが続きます。この区間では、かなり足に疲労が溜まっていて上りでは歩き、下りで走るという感じでした。が、走ると言ってもほとんど足が上がっていませんでしたけど。


ゴールまでの残り800mは下り坂 ガンバッテ走って ゴール 😂

26km・55kmのゴールはこちらですが、100kmに参加された方は半分を過ぎたところ
ガンバレ~😃 と心の中で応援しながら 私は 帰りの送迎バスに乗り込むのでした
マラソンへの挑戦が終了しましたが、来年 もう少し楽しんで走りたいです
公約 「再挑戦します」
26kmコース風景
この大会は’マラニック’と名称がつくとおり、屋久島の風景と自然を楽しみながら走るのですが、今回はあいにくの雨(途中から晴れ間もありましたけど)と久しぶりのマラソンで疲労でなかなか周りを見る余裕もなく、屋久島の自然を写真に収めることができませんでした。それでも撮ったのはこの2枚😅


この大会の魅力は、西部林道を走って遭遇できるはずの 「ヤクザル🐵」「ヤクシカ🦒」今回は、屋久猿に遭遇しましたが、写真を撮る余裕はありませんでした。過去に撮った写真ですが こんな感じで会えると思います⇩


参加賞と完走賞
今大会の参加賞は「Tシャツ」と島内のショップで使える「500円券」。完走者には「完走証」と「屋久杉しおり」(100kmの部の方は「屋久杉メダル」みたいです)




最後に この記事を読んで 「世界自然遺産 屋久島」「屋久島エコマラニック」興味を持っていただけたら幸いです
2月には 自転車で屋久島を1周する「サイクリング屋久島」と「ヒルクライム屋久島」という大会もあるので自転車で走る方がいいという方はコチラ⇨2025サイクリング屋久島&ヒルクライム屋久島(なお、2025年のエントリーは終了しています)
最後まで読んでいただいてありがとうございます


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