ランニングアプリの距離は合ってる？検証しました。

　ランニングアプリを使っていると、「その距離、合っているんだろうか」って思いませんか？

　私は、６月から２つのランニングアプリを使い比較して、７月に「NIKE RUN CLUB」ひとつに絞りました。しかし、ある日、測定距離にズレが発覚。

　そこで、どの走行距離が合っているんだろうと思い、検証してみようとなりました。

確認方法

　二つのアプリ（以前比較した「NIKE RUN CLUB」、「adidas Running」）の測定距離の確認方法は単純。同時に使う。さらに、１０年ほど前に購入したランニングウォッチ「EPSON　SF-510」も使用して比較しました。

　GPSの精度は、「天気」、「建設物などの遮蔽物」、「通信キャリアの障害」によって変化します。特に、田舎の森林をウォーキングしている私の場合、影響を受けやすいです。そのため、2ヶ月間のウォーキング時のデータを使用しました。

　また、アプリ、ランニングウォッチ（以下「アプリ等」）の測定距離が一番精度が高いのかを確認するため、ウォーキングした距離を、「Google　Map」の「距離測定」で測定して比較しました。（ＰC上で）

検証結果

アプリ等の精度確認

　「EPSONSF-510」が基準に一番近く-0.012km（0.09％）次に「adidas Running」の+0.185km（1.4％）、「NIKE RUN CLUB」は+1.145km（8.6％）でした。

約２か月のデータ比較

　　アプリ等の精度確認でGoogle　Mapと差異のなかった「EPSONSF-510」の距離が基準距離とし、その差を比較しました。

データ数は２７日分で、日平均距離12.8km（4.7～23ｋｍ）

　両アプリを比較してみると、精度比較と同様に「adidas Running」の方が差異が小さくなりました。パーセンテージで見ると「NIKE RUN CLUB」-1～9％、「adidas Running」-５～4％です。NIKEは、最大で約1kmの差が見られ、変動幅が大きかったです。adidas は、変動幅も小さく、差も0.5km程度でした。両者ともに距離は、長くなる傾向にありました。また、両者とも1kmごとに「距離」と「時間」と「ラップ」を音声で報告してくれますが、これもNIKEの方が間隔が短かったです。また、原因は不明ですが、数回途中でアプリが停止してしまったこともありました。

まとめ

　今回、２種類のランニングアプリの測定距離について比較をしてみました。その結果、「NIKE RUN CLUB」の方が、差が大きく、プラス側に働く傾向にありました。しかしながら、GPSによる測定は、「天気」、「建設物などの遮蔽物」などによる精度の変化が起こることが指摘されています。今回の検証が田舎の山の中であったことをご承知うえ、参考にしてください。

以前に両アプリを比較した記事はこちらです⇨アラ還おじさん「ランニングアプリ」を決めた

最後まで読んでいただきありがとうございました。

Nike Run Club：走行距離のトラッカーとコーチング

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